2017/07/03

ラファエロに物申す!物言いその1

ヤコピールに描いてもらったわしの肖像
テスト、テスト。こちら、ミケランジェロじゃ。ミケランジェロ・ブオナローティじゃ。

あやつめがローマだ何だと浮かれとる間に、わしが一泡吹かせてやろうと思ってブログを乗っ取ってやったわい。

ラファエロのやつめ、わしが見とらんと思って、ブログで好き勝手に書き立ておって!

それから、人の詩を勝手に引用したあげく、詩を書くこと自体が恥ずかしいことのように書きよって!まあ、あやつのような下賤の者には、文学の中でも特に崇高な部類の詩など、おおよそ理解できんのかもしれんがな。

だが、わしは詩人じゃ!彫刻家でもあり、画家でもあり、ちょい悪オヤジでもあるが、詩人じゃ!

だから、あやつへの物言いを日本のポエムである川柳にのせてお送りしてやるわい!!!あやつの理解が追い付くとよいがの。

さあ、わしの詩人魂を刮目せよ!

独創性 ないじゃろおぬしは! パクリ乙!
世の中では、わし、ダヴィンチのおっさん、そして小童ラファエロの三人をルネサンスの3巨匠と呼んどるそうじゃないか。だがしかし、わしはそのことを認めんからな!

芸術家にとって、一番大切なことはなんじゃと思う?絵のうまさか?成功して金を儲けることか?イケメン度か?

ちがーう!!違うだろ!!!!このはげ~っ!!

すまん、今、一瞬誰かに乗り移られてしまったようだ。

芸術家にとって一番大切なことは、想像力じゃ!独創性じゃ!それなのに、あやつの作品を見てみろ!


なんじゃこれは!おもっきりパクっとるじゃろ!?しかもそれを悪びれもせずオマージュだのインスパイアだのと!!

わしはダヴィンチのおっさんには一目置いとる。あの男が納期もロクに守らず、青写真ばかり描いて完成品をほとんど残さなかったポンコツなことを知ったうえで、それでも一目置いとるのは、おっさんの想像力と独創性を認めておるからじゃ!

確かにおっさんもわしも、全くゼロからの発想で芸術作品を作っとったわけではない。だが、おっさんもわしも、先人たちから学んだ技を、美学を、哲学を、自分の芯まで落とし込んで、それを昇華させる形で仕事に打ち込んだんじゃ。

そうやって、長い時間をかけた創意工夫と努力の結晶を、あのラファエロめはかすめ取っていったんじゃ。

Raphael, La belle jardinièr
三角形の構図はダヴィンチのおっさんの
専売特許じゃろ!パクるな!

これで、おぬしらもわかったじゃろう?あやつがどれだけ腑抜けた覚悟で仕事に取り組んでいたかということが!

誰かの真似をして取り繕うことは容易い。だが、悪戦苦闘して、自らの道を切り開くことがわしらの仕事なんじゃ。だからこそ、あやつには一句詠まねば気が済まん!

独創性 ないじゃろおぬしは! パクリ乙!

わしの魂の叫びはまだまだ続くぞい!

0 件のコメント:

コメントを投稿