2017/06/21

オランジェリー美術館(印象派めぐり2)


Ciao!こんにちは。

そういえば、以前に自己紹介で「立川在住」って書いた気がするけど、実は僕、立川在住じゃないんだ。本当は、緯度でいうとイルクーツク(ロシア)と同じくらい、経度でいうとオグボモショ(ナイジェリアらしいよ)と同じくらいの場所に住んでるよ。

「聖☆おにいさん」にあこがれて、なんとなく立川在住っていう設定を作っちゃったけど、設定なんて面倒なだけだって気付いたから、これからは真実に寄り添ってブログを書いていくね。

さて、話をむりくり美術館めぐりに戻そうか。今回はオランジェリー美術館だよ。



Musée de l'Orangerie
メトロ・・・1,8,12番線 Concorde駅下車 徒歩5分ちょっと
バス・・・ 24, 42, 52, 72, 73, 84, 94
オルセー美術館から徒歩5分ちょっと
ルーブル美術館から徒歩10分弱
住所:Jardin de Tuileries 75001 Paris チュイルリー公園内コンコルド広場側のセーヌ川側
営業時間:9:00~18:00
休館日:火曜日、5/1、12/25
ウェブサイト:http://www.musee-orangerie.fr/en
日本語オーディオガイドあり
お得情報:ミュージアムパス使用可/在留資格など条件付きで25歳まで割引あり/毎月第一日曜無料



オランジェリ美術館はもともとオレンジの温室として建てられたんだけど、フランスの第二帝政崩壊後は、イベントホールとして使われてたみたい。ドッグショーなんかの会場にもなっていたんだって!

のちに、モネさんの睡蓮のパノラマ画(怒涛の8枚セット)の展示場にすべく、美術館として整えられたんだよ。

だからこの美術館の目玉は、なんといってもモネさんの大判絵画8枚!こんなにきれいな絵なのに、公開直後はあんまり評判がよくなかったなんて信じられないね。(当時、印象派はもうすでにちょっと時代遅れになってたみたい)

モネさん 睡蓮連作 雲

睡蓮連作 日没

睡蓮連作 明るい朝、柳
タイトルと相反して、暗い色調が持ち味
こんなかんじで、モネさんの大きな作品だけが置いてある部屋が2部屋!モネさん寵愛されまくりだね。

どの絵も睡蓮を主題にしているけど、時間ごとに変化する水面の輝きをとらえた作品は、一つ一つ全く違って見えるから不思議だね。



さ・ら・に、今のオランジェリーはそれだけじゃないよ。

なんと、日本のブリヂストン美術館展をやってるの!(2017年8月21日まで)
Tokyo-Paris Masterpieces from Bridgestone Museum of Art

1952年のブリヂストン美術館開館記念展のポスター

日本のブリヂストン美術館で、オランジェリー美術館展をやってるんじゃないよ!逆だよ!すごいでしょ?って僕はブリヂストン美術館行ったことないんだけどね。2019年まで休館中みたいで、今回の絵画の貸し出しも休館中の出稼ぎみたいだね。

ブリヂストン美術館 WEBページ

さて、ブリヂストン展に入って、まず最初に目に飛び込んで来たのは、この絵。
青山繁、海の幸
青山繁、海の幸
青木繁さんは日本を代表する洋画家だけど、ヨーロッパの絵画と洋画って、全然違うってことに改めて気づかされたよ。あ、全然違うっていうのは悪い意味じゃなくてね。

「洋画」は、「西洋画」の真似事ではなく、日本で描かれた新しいジャンルの油彩画だ~!っていう独自性を強く放ってたよ。

しかも青木さんって確か28歳で亡くなってるの。僕も37歳で死んだから若死だって言われてる方なんだけど、28歳は早いよね。さらに、上の作品は24歳の時のものだからね。早熟だー。

あとね、僕的に物凄く心を掴まれたのは、彼がサムライの息子ってこと!お父さんは久留米藩だったらしいよ。画家なんてよして、武士やればよかったのにー!忍者でもいいけどさ~。

それから、もう1つ感心したのは、石橋さんのコレクションに対する情熱と実直さ。

石橋さんの胸像

彼は、いわゆる「お金にモノを言わせて」絵を集めてたことは事実なんだけど(まあ、蒐集家ってそんなもんだよね)、日本の美術界をどげんかせんといかん!っていう心意気が伝わて来たよ。しかも、親子3代にわたって、執拗に熱心に収集を続けて、近代美術の一貫性のあるコレクションを作り上げたんだから、その熱意たるや並のもんじゃないよね。

そして、忘れちゃいけないのがオランジェリーの陰の立役者である、睡蓮以外の常設展示の品々。

こっちのコレクションはポール・ギヨームさんという、これまた一代で巨万の富を築き上げた敏腕絵画ディーラーなんだけど、石橋家のように三代ではなく、奥さんと二人で作ったコレクションなんだ。

ドラン、ポール・ギヨームの肖像他
ギヨームさんご夫妻の似顔絵
(ドランさん的解釈による)

というと、ギヨームさんと奥さんは仲が良かったように聞こえるかもしれないけど、奥さんにはギヨームさんを殺したんじゃないかって噂もあるんだよ。まあ、お金持ちの世界とか、金田一少年の事件簿の世界とかでは稀によくある展開だよね。

【緊急告知】ギヨーム家の悲劇!次回乞うご期待

さて、肝心のコレクションは必見だよ。呪われた過去があっても、絵画の美しさは変わらないからね。

ルノワールさんあり
オランジェリー、ルノワール作品たち
ルノワール作品がずらっといっぱい!

マチスさんあり

アイスを食べすぎた夏の夜
灰色のキュロットのオダリスク
※この女性はおなかが痛いわけではありません

ドランさんあり(彼はギヨームさんのお気に入り画家だったんだ)
ドラン、ギターを持つ道化
ギターを持つ道化

モディリアーニさんあり

モディリアーニ、ギヨームの肖像画
ギョームさんの似顔絵
(モディリアーニさん的解釈による)
若干ブラピに似てるような?

からのながれで、最期にまさかのスーティンさんで締めるという

横からの牛肉(塊)と子牛の頭
僕はこの絵から闇しか感じない・・・

充実の品ぞろえ。

むしろ、最後の部屋のスーティンさんなくても良かったよ!無駄に充実すぎるわ!ほんわかした気持ちで絵を楽しんでいたカズコさんが、最後の部屋で「見てはいけない物を見てしまった」っていう後悔と絶望に襲われちゃってたよ!どうしてくれんだよ!

お後は全然よろしくないけど、今回はここまで。
ではまたね~。Ciao!

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