モネ、印象・日の出 |
Ciao!
印象派めぐり第3弾は、パリのマルモッタン・モネ美術館。この美術館は世界でも有数のモネコレクションが収められているんだ。
印象派の名前の由来になったモネさんの「印象 日の出」も展示されているよ。
もちろんモネ以外の印象派画家の作品もあるから、印象派が好きな人にはぜひ訪れてほしい美術館だよ。
Musée Marmottan Monet
メトロ・・・ 9番線 La Mustte下車 徒歩10分くらい
バス・・・ 32
住所:2 Rue Louis Boilly, 75016 Paris, France
営業時間:10:00~18:00
休館日:月曜日、1/1、5/1、12/25
ウェブサイト:http://www.marmottan.fr/uk/
日本語オーディオガイドあり
ミュージアムパス使用不可、写真撮影不可
1.歴史
この美術館はもともとマルモッタンさんという人の邸宅で、美術館の名前もここから来ているよ。マルモッタンさんが家を購入したのが1882年。ちょうど日本の伊藤博文さんたちがヨーロッパに来ていたころの話だよ。
その後、建物は遺産として息子さんに受け継がれるんだけど、1932年に亡くなったあと、絵画コレクションと建物はフランス美術アカデミーに寄贈され、美術館として公開されるようになったんだ。
さらに、1966年にはモネさんの息子さんが、父親の作品をこの美術館に寄贈し現在のモネコレクションが出来たんだ。
もっとも、「印象・日の出」はその少し前にビクトリーヌ・ドノップ・デ・モンシュさんから寄贈されたものなんだけど。
その他にも何度かまとまった数の作品の寄贈があって、印象派の有名画家の作品を幅広く取りそろえるまでになったんだって。
2.コレクション
マルモッタンさんコレクションは、フランスの第一帝政期、つまりナポレオンさんがブイブイ言わせてた時代のもの。
David, Napoleon crossing the Alps, Château de Malmaison ブイブイ言わせていたころのナポレオン氏 |
当時のコレクションはこんな感じ。
Fabre, Portrait of the Duchesse de Feltre and her children |
印象派の時代から見ると古き良き時代のフランスって感じだね。収蔵品の内容は、その後加えられていった作品によって、美術館の作品は印象派中心へと変っていくよ。
さっきも言った通り、モネさんの豊富な作品群は必見!特に睡蓮の連作はまとまった数があるし、同じく連作のルーアン大聖堂もあるよ。
Monet, Water Lilies |
Monet, Rouen Cathedral |
モネさん以外の画家では、ベルト・モリゾさんをプッシュしてるみたい。
Berthe Morisot, Self-portrait |
画家といえば男性が主流だった時代に活躍した女流画家で、マネさん(モネさんじゃないよ)の弟の奥さんでもあったんだ。
Berthe Morisot, Eugène Manet et sa fille 夫と娘のひと時を描いた温かさのある作品 |
Berthe Morisot, The cherry tree 大きくなった娘さんも描いてるよ |
マネさんのモデルを務めたこともあるんだよ。
Manet, Portrait of Berthe Morisot |
他にも、モネさんと親交のあった画家たちの絵も見られて、印象派には生唾ものの美術館だよ。
Caillebotte, Paris Street; Rainy Day |
3.企画展
僕の訪問時は、ピサロさんの企画展がやってたよ。
世界中の美術館から作品が集まっていたんだけど、オハラ(Ohara)美術館から来た絵を見つけたんだ!
カミーユ・ピサロ、りんご狩り |
オハラってもしかして、あのオハラ??ロビンちゃんの故郷ですか!?
尾田栄一郎先生、ワンピースより |
って一瞬思ったんだけど、よく考えたら倉敷の大原美術館のことだよね・・・。びっくりしちゃった。でも、日本からもはるばる来てるんだね~。
以上、パリのマルモッタン・モネ美術館からでした。
ではまたね~。Ciao!
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