プティ・パレ webページより |
パリの美術館巡りも折り返し地点の4か所目。今回はプティ・パレことパリ市立美術館だよ。印象中心の美術館ではないんだけど、19世紀の作品も多くそろえているよ。
この美術館嬉しいところは、なんといっても常設展が無料なこと!パリでは珍しいよね。
Petit Palais, City of Paris Fine Art Museum
メトロ・・・1, 13番線 Champs-Elysées Clémenceau下車 徒歩3分
RER・・・C, Invalides下車 徒歩10分
バス・・・ 28, 42, 72, 73,83, 93
オランジェリー美術館から徒歩10分ちょっと
住所:Avenue Winston Churchill, 75008 Paris
営業時間:10:00~18:00 金曜日延長~21:00休館日:月曜日、祝日
ウェブサイト:http://www.petitpalais.paris.fr/en
お得情報:常設展無料
1.歴史
プティ・パレは道を挟んで向かいにあるグラン・パレと一緒に1900年のパリ万博のパビリオンとして建てられたんだ。その後1902年に美術館として再オープンしたよ。
幅広い時代の作品を展示しているけど、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのコレクションが主要な柱の一つだよ。
2.コレクション
1階の大きなホールで目を引くのは、クールベさんのロックな作品。「眠り」
Gustave Courbet, The Sleepers |
女性が裸で身を寄せ合い、足を絡めて眠る様子を描いた作品なんだけど・・・明らかに行為後の情景だよね。それだけでも問題なのに、さらにそれが女性同士っていうことで大炎上!
クールベさんは、以前にオルセーで紹介した、オルナンの埋葬を1867年のパリ万博に出展しようとして拒否されたりもしてるんだよね。それで会場のすぐ横に自分で特設会場を設けて展覧会を自主開催した伝説の持ち主なの。
そんな彼の作品が、時を隔てて、1900年のパリ万博の建物に飾られてるなんて素敵じゃない?きっと彼も今ごろは天国で満足してるんじゃないかな。いや、ロックな彼は逆にむずがゆく思ってるかな?
同じ19世紀からは、モネさん
Monet, Sunset on the Seine at Lavacourt, Winter Effect |
セザンヌさん
Paul Cézanne, Three bathers 右の黒髪の女性は髪が臭いのかな? |
前回紹介したモリゾさん
Berthe Morisot, Young girl in a low cut dress with a flower in her hair |
ガラス工芸で有名なエミール・ガレさん
Émile Gallé Study IV for the wedding vase of the Princess Marguerite of Chartres |
などなどの作品があったよ。
地下の展示室には、バロック期のオランダ画家、ヤン・ステーンさんの絵も。この人は中の人のお気に入り。
Jan Steen, The Little Alms Collector コミカルなシーンをとらえることが多いオランダの風俗画家 |
Petit Palais webページより どこかの天井画か? |
Baroque during the Enlightenment 2017/7/16まで
僕は入らなかったんだけど、パリの教会にある18世紀の作品の企画展をしていたよ。この企画展はチケットの購入が必用。
ではまたね~。Ciao!
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