2017/06/30

ジヴェルニーのモネの庭(印象派めぐり終)



Ciao!

印象派めぐりもついに終わり。

カズコさんはアラセブ(アラウンドセブンティ)だから、疲れたらどこか飛ばそうと思ってたんだけど、山で鍛えた健脚を生かして、全部回りきっちゃったからびっくりしちゃった。おかげ様で、このブログでもたくさんの美術館を紹介することができたね。

さて、カズコさんとは合計6つの美術館とジヴェルニーのモネの庭に行ったんだけど、一番喜んでくれたのはこの庭だったんだ!

昔NHKでやってた、假屋崎さんがこの庭に行くっていう特集を見て、いつか自分も行きたいと思ってたんだって。行きたい動機がモネと全然関係あらへんやん!と心の中で密かにツッコミを入れていたのは秘密だよ。

さて、気持ちを切り替えて、印象派めぐり最後の旅に行ってみよう!


アクセス
電車でも行けるけど、パリからオプショナルツアーを申し込むのが一番速くて楽だよ。各社とも割引があるみたいだから、一番お得なプランを探してみて。
JTB:モネの家と庭園・印象派の世界(午前/午後)
HIS:印象派モネの家・ジベルニ-半日観光
ベルトラ:半日観光ツアー<4月~10月/日本語アシスタント>byみゅう

3社とも約4時間のバスツアーで、午前か午後を選べるよ。現地の込み具合を考えると午前がおすすめかな。

料金は、電車賃と入場料を考えると妥当だし、本数が多くない電車を乗り換える手間や、現地でチケットオフィスに並ぶ時間を考えると、バスで行って団体入り口からさっと入れるツアーは悪くない選択肢だと思うよ。

ただ、見学時間が最長で1.5時間しかないから、ジヴェルニーの街を見ようと思ったら時間が足りないかも。僕の時は、渋滞で到着が少し遅れて、見学時間は1時間半を切ってたけど、二つの庭とモネの家をじっくりと見るには十分だったよ。

開園時間:9:30~18:00(2017年は3/24~11/1の毎日)
休館日:期間中は無し
住所:84 rue Claude Monet 27620 Giverny
Webサイト:http://fondation-monet.com/ja/

1.歴史
1926年にモネが亡くなるまで40年以上に渡って住んだ家を、1980年から一般開放しているよ。

モネの有名な連作「睡蓮」はこの家の水の庭と呼ばれる場所で描かれたんだ。睡蓮の咲き誇る庭は、今もモネの頃と変わりなく、美しく整備されているよ。


2.見どころ
見どころは3つに分かれていて、睡蓮が描かれた「水の庭」
モネの遺言で死後も当時あったとおりに手入れされている
睡蓮も咲くと、連作当時の雰囲気が感じられる


モネの家の前に広がる「花の庭」
花でいっぱいの花の庭。
開花時期と色合いを綿密に計算して作り上げた


モネの生活の様子と浮世絵コレクションが見られる「モネの家」だよ。
ピンクの壁に緑の鎧戸が可愛らしいモネの暮らした家

寝室にはマルモッタン美術館で見た
モネお気に入りのカイユボットの絵

モネの浮世絵愛が感じられるコレクション
館内にある絵はレプリカで、本物はパリや世界中の美術館にあるよ。
リビングにあるむき出しのキャンバス画
モネの生活と睡蓮が描かれた場所を紹介するのがこの場所の目的なんだね。

ちなみに元アトリエだった場所は、お土産物屋さんになっているよ。

日本語で書かれた印象派の解説本が2ユーロでたたき売られてたから思わず買っちゃった。裏表紙には「本体価格1,500円+税」の文字が・・・なぜ2ユーロまで下げられてしまったのか。



帰りはパリ市内で渋滞に巻き込まれて、バスを降りたのは13:00すぎ。予定より遅くなっちゃったけど、バスの中でゆっくり出来たのは良かったな。

さて、印象派めぐりの旅はこれでおしまい!どうだったかな?来週は10年来の付き合いのポニョール氏とローマに行ってくるよ。帰ってきたらまた報告するね。

冨樫義博先生、ハンターハンター8巻より
ローマのスペイン階段のゴンとキルア


ではまたね!Ciao!
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